洗濯物干し場やガーデニングの空間など、さまざまな用途に使用できるのがバルコニーです。 日常生活の空間としての活用もよいですが、バルコニーをおしゃれにして、住まいの雰囲気を変えてみませんか?
本記事では、バルコニーをおしゃれにするポイントとあわせて便利なアイテムも解説していきます。バルコニーをおしゃれ空間にしたい人は必見です。目次
バルコニーとは
バルコニーとは、建物の2階以上に作られた室外スペースで、屋根がなく手すりの設置が必須なのが特徴です。バルコニーの一般的なサイズは、奥行きが約91cmとされ、工務店でのモデル設計や既製品に反映されています。
また、設置場所や設置方法によって、以下の4タイプに分類されます。
インナーバルコニー
ルーフバルコニー
サービスバルコニー
回りバルコニー
バルコニーの設置の際には、目的に合わせたバルコニーのタイプを選びましょう。
テラスとの違い
テラスとバルコニーの違いは、作られる階です。バルコニーは2階以上に作られるのに対して、テラスは1階に作られる屋外に張り出した床のあるスペースのことを表します。
庭との区別がわかりやすいよう、木材やコンクリートといった材料を使用して、一段高めに作られることが多いです。
新築戸建のバルコニーをおしゃれにするためのポイント
新築の戸建てを建築する段階で、バルコニーの設計からおしゃれにしたい場合のポイントについて解説していきます。どの部分から設計してよいのかわからない人は、以下の項目を参考に、自分の思い描くバルコニーを具現化していきましょう。
サッシや外壁と色味を合わせる
バルコニー単体で設計をしようとすると、バルコニーのみ浮いてしまい、建物全体とのバランスが上手くとりづらい傾向にあります。そのため、サッシや外壁と色味を合わせることによって、全体的なバランスがよくなります。
外壁が2色の場合であっても、どちらかの色味を取り入れるだけでもまとまり感は出るので、デザイン性の高い見た目になるでしょう。
室内インテリアとのバランスを意識する
バルコニーは室外にあるもののため、インテリアに合わせないデザインにすると、浮いてしまいます。特にバルコニーを頻繁に使用する場合は、統一感のなさが目立ってしまうので、室内インテリアとのバランスを考慮するようにしましょう。
室内インテリアとのバランスがとれているバルコニーは、違和感がなく心地よい空間になります。
建物全体の外観とのバランスを意識する
建物全体の外観とのバランスにも、目を向けるようにしてください。一口にバルコニーといえど、屋根があるものやL字型のものなど、さまざまなタイプがあります。
例えば、目立つような装飾品を設置すれば、ぱっと華やかな印象のバルコニーとなり、奥ばった位置に設置するインナーバルコニーにすれば、スタイリッシュな印象を与えます。設置方法やデザインによってもバルコニーの印象は大きく異なるため、全体的なバランスを考慮するのがおすすめです。
マンションのバルコニーをおしゃれにするためのポイント
続いては、マンションのバルコニーをおしゃれにするためのポイントを解説していきます。
これからマンションを建てようとしている人も、既に購入して住んでいる人の両者が取り入れられるポイントになるので、気に入ったポイントがあれば、マンションでのバルコニー活用に反映して楽しんでください。
利用には一定の制限がある
マンションのバルコニーやベランダは、その部屋に住んでいる人しか出入りできないため専有して使用できますが、厳密には専有部分と共用部分に分かれています。専有部分と共用部分の詳細は以下の通りです。
専有部分:床・壁・天井に囲まれた居住者が専有使用できる部分
共用部分:廊下・エントランスホール・屋上・階段室など入居者全員が使用する部分
バルコニーやベランダは専有部分だと思われがちですが、有事の際に避難経路として使用するため、共用部分に含まれます。そのため、避難経路の妨害やフェンス・壁などの修理や塗装などは制限されています。
マンションでは、バルコニーやベランダの避難経路の妨害になるような場所に鉢植えを置いたり、DIYといって壁を塗装したりしないように注意をして、おしゃれを楽しむ工夫をしましょう。
ガーデニング空間として楽しむ
日当たりの良いバルコニーの場合、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ空間としてうってつけです。プランターや鉢植えを置いて、好みの植物を育てましょう。
狭いバルコニーの場合は、縦の空間を上手く使うのがポイントです。空間と配置を工夫することで、実際の大きさよりも広く見えるようになります。
ただし、バルコニーで植物を育てる際には、虫の発生によって近隣に迷惑をかけないために、防虫対策をしっかりと行なうことが大切です。防虫スプレーを噴射する際も、近隣に飛ぶ可能性が低い無風の日にする・短時間で終わらせるなど、細心の注意を払うようにしてください。
カフェスペースとして楽しむ
バルコニーに、椅子と机を並べればカフェスペースとして楽しむことができます。好みのテイストがあるのであれば、それに合わせたテーブルクロスや植物などを配置すると、更にカフェスペース感が増すでしょう。
人目が気になるのであれば、ガーデンパラソルや遮光ネットをしておくと、のんびり過ごせます。
また、ガーデンパラソルや遮光ネットは、防水やUV効果が期待できるものだと、バルコニーに設置している椅子や机が雨に濡れる・日に焼けることがなくなるため、劣化しにくくなります。
子供やペットと遊べる空間にする
比較的広いバルコニーの場合は、子供やペットと遊べる空間として最適です。レジャーシートを敷いて玩具を出せば、子供やペットの遊び場になります。
天気のよい日であれば、お弁当を食べるだけでピクニック気分が味わえます。
他にも、夏場はビニールプール、秋はテントを広げればベランピングなど、工夫次第で楽しみは無限大です。しかし、夏場は床が熱くなりすぎている可能性があります。
人工芝やウッドデッキを置いて足裏が火傷するのを防ぐようにしてください。また、子供が転落しないための転落防止対策を行なっておくことも大切です。
バルコニーで子供やペットと遊ぶ場合は、近隣の迷惑にならないよう、排水や騒音にも配慮して楽しみましょう。
バルコニーをおしゃれにするために効果的なアイテム
バルコニーをおしゃれにしたいけれど、どのような物を使用すればよいのかわからない、具体的な便利アイテムを知りたい人もいるでしょう。そういった人のために、バルコニーをおしゃれにしようと思ったとき効果的なアイテムを紹介していきます。
ウッドタイル
コンクリートが無機質で冷たい感じがする場合、ウッドタイルを敷くのがおすすめです。コンクリートが隠れる上、裸足でバルコニーに出られるようになります。
ジョイント式のタイプを選べば、床の上に敷くだけでよいので、簡単にアレンジが可能です。
しかし、天然のウッドデッキを使用する場合は、腐食しやすいというデメリットがあります。定期的にメンテナンスが必要になるため、手間を省くのであれば、天然のウッドデッキよりも耐久性の高いハードウッドを選ぶのがよいでしょう。
住んでいるマンションによっては、ベランダにウッドタイルを敷くことを禁止していることもあるため、管理規約を確認してからアレンジは行なうようにしてください。
人工芝
人工芝を敷くと、公園の芝生のような空間を作ることができます。子供を遊ばせる空間としても適しており、夏場も床の熱さによって足裏を火傷してしまう心配がありません。水はけもよく片付けも敷いたものを片付けるだけでよいため、使い勝手も抜群です。
ただし、ウッドタイルと同様に、人工芝も敷くことを禁止しているマンションがあるため、管理規約の確認は必須になります。
テーブルやチェア
テーブルやチェアを設置すると、カフェ気分を味わえます。バルコニーに出しっぱなしにする場合は、耐久性の高い材質のものを選ぶ様にしましょう。バルコニーの大きさが狭く、洗濯物干し場としても活用したい場合は、折りたたみ式のテーブルやチェアを選ぶと、好きなときに出したりしまったりできるので便利です。
棚やラック
バルコニーでガーデニングをするのであれば、棚やラックを上手く使いましょう。ただ床に、プランターや鉢植えを置くだけだと味気ないですが、棚やラックに置くことによって、一気におしゃれ度が向上します。
また、棚やラックは空間を立体的に活用できるアイテムなので、ガーデニング道具も一緒に収納することが可能です。あちこちに物がちらばることがないため、空間も工夫して使用しましょう。
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