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失敗しない注文住宅作り|理想の注文住宅を建てる方法を解説

注文住宅は間取りや設備の自由度が高く、自分自身の理想とする家づくりを行いやすい家の建て方です。しかし、注文住宅に関する正しい知識を持たずに建築すると、完成後に後悔する恐れがあります。注文住宅を建築する際には失敗例と対策を事前に把握し、リスクヘッジに努めましょう。

当記事ではこれから注文住宅を建築する人に向けて、注文住宅作りでよくある失敗と理想の家づくりを叶えるためのコツを解説します。家族の理想を家づくりに反映し、快適な暮らしを手に入れたい人は、ぜひ参考にしてください。

1.注文住宅の予算決めで失敗しない方法

注文住宅を建築する際には、建築費以外に多くの諸経費が発生します。諸経費を意識せずに設計・設備を決定すると予算超過を起こしやすく、貯金から捻出したり毎月のローン返済に苦しんだりすることになりかねません。

以下では、注文住宅の予算に関する失敗の防止策を紹介します。

1-1.諸経費を先に洗い出しておく

注文住宅の諸経費とは、土地を購入する際の手続き費用・注文住宅を購入・建築する際に発生する工事費用以外の手数料などを指します。諸経費の目安は土地・建物費用の10〜12%程度とも言われるため、あらかじめ詳細を洗い出し、資金計画に盛り込みましょう。

以下は、注文住宅を建築する際にかかる諸経費の例です。

土地の購入に関わる諸経費
  • 仲介手数料
  • 売買契約書の印紙税
  • 登記費用
  • 司法書士報酬
  • 不動産取得税
  • 固定資産税
建物の建築に関わる諸経費
  • 設計監理料
  • 工事請負契約書の印紙税
  • 建築確認の申請費用
  • 上下水道加入金
  • 司法書士報酬
  • 登録免許税
その他の諸経費
  • 住宅ローン保証料
  • 事務手数料
  • 抵当権設定登記の登記費用
  • 金銭消費貸借契約書の印紙税
  • 団体信用生命保険料
  • 火災、地震保険料

上記はあくまで一例で、より多くの諸経費が発生するケースもあります。諸経費は住宅ローンの借入前に現金で支払うことも多いため、資金計画の段階で詳細を把握し、余裕を持った金額を用意しましょう。

1-2.ローン返済額と期間を確認しておく

ローン返済額と期間を確認しておく

住宅ローンを組むと20年や30年といった長期スパンで、計画的に返済する必要があります。返済に苦しむ事態を防ぐためには、将来計画もふまえた上で無理なく支払える毎月のローン返済額と返済期間を確認し、借入額を決定しましょう。

無理なく支払える毎月のローン返済額の目安は、手取り収入の20%以内と言われています。返済期間は、定年退職を迎えるまでに完済できる年数を設定するとよいでしょう。

2.注文住宅の土地決めで失敗しない方法

土地の取得は一生に何度も経験することではないからこそ、勝手が分からない人も多いでしょう。土地の選び方を知らないまま決めてしまうと、法的な規制の影響で部屋数や間取りプランが制限されることや周辺環境の不便さに後から気づくといった失敗が起こりえます。

快適かつ満足度の高い生活を手に入れるためには、以下のポイントを意識して土地選びを行いましょう。

2-1.希望条件を整理しておく

希望条件を整理しておく

土地の希望条件は人それぞれ異なるため、完璧に合致するものを探すことは困難です。満足度の高い土地を取得するためには以下の手順で希望条件を整理し、イメージを具体化するとよいでしょう。

  • 家族の意見も聞き、希望条件をすべて書き出す
  • 書き出した希望条件に優先度を付ける
  • 絶対に譲れないNG条件を決める

希望条件を書き出す際には現在のライフスタイルのみならず、将来計画も加味することが大切です。子育て世帯であれば子供が成長した後の生活、DINKS世帯(子供をもたない夫婦世帯)であれば両親の介護が必要になったときのことなどを考え、希望条件を書き出しましょう。

2-2.確認すべきポイントを押さえておく

土地決めで失敗しないためには十分な事前調査を行い、法的な規制や現状を確認することも大切です。土地を取得する前に確認すべきポイントを紹介します。

  • 地盤の強さは十分か
  • 希望通りの広さ、高さ、大きさの注文住宅を建築できるか
  • 隣接する土地との境界線は明瞭か
  • 土地の形状がいびつではないか
  • 日当たりや風通しに問題はないか

地盤が弱い土地は大規模な地震の発生時、地盤沈下や液状化を起こしやすい傾向があります。土地を取得する前にはハザードマップを確認したり過去の記録を参照したりして、災害リスクを把握しましょう。

また、土地に建築できる注文住宅の広さや高さ、大きさは、建築基準法の規制を受けます。土地を取得する前には建ぺい率・容積率・斜線制限などの規制を忘れずに調査して、「希望通りの注文住宅を建築できるかどうか」を確認しましょう。

3.注文住宅の間取り決めで失敗しない方法

注文住宅の間取りについては、「コンセントや照明スイッチの位置が不便」「家事動線の配慮が足りず、ストレスを感じる」などの失敗が起こりえます。「収納スペースが足りない」「水周りの音や匂いが気になる」なども、間取りに関してよく聞かれる失敗例です。

以下では、注文住宅の間取り決めで失敗しないためのポイント3つを紹介します。

3-1.柔軟な間取りにしておく

注文住宅の間取りは、将来計画をふまえた上で長期的な視野を持ち、決定しましょう。出産・介護など完璧な予測が難しいイベントに対応するために、可変性を持たせた間取りを採用すると安心です。

たとえば、家族の増加に備え、子供部屋の中央に間仕切りを設置できる間取りを採用するなどです。将来、介護のため二世帯住宅にリフォームする可能性を考慮して、排水口の位置や数を調整するのもよいでしょう。

3-2.流行にとらわれない

流行にとらわれない

注文住宅の間取りに流行を取り入れることは、必ずしも快適な暮らしにつながるとは限りません。

たとえば、スキップフロアを取り入れると開放感ある空間を演出できる反面、場所によっては冷暖房がききにくくなる・段差が増えるなどのデメリットが生じる恐れもあります。住まいのランニングコストを気にする人や両親の介護を視野に入れた注文住宅を設計したい人には、スキップフロアは不向きです。

デザイン性の高さが魅力のリビング階段は、1階の生活音が2階の寝室まで届きやすいデメリットがあります。また、リビング階段は家族間のプライバシーを確保しにくい間取りであるため、個々の生活スタイルを尊重したい夫婦には不向きです。

流行の間取りにはメリット・デメリットの両方があるため、理想の暮らしとのマッチング度合いを確認し、本当に必要なのか考慮することが大切です。

3-3.間取りの優先順位を決める

注文住宅の間取り決めでは、家族の意見が衝突することもあります。家族全員の満足度を高めるためには事前によく話し合い、「家づくりで何を優先するか」を明確化しましょう。

たとえば、家族の触れ合いを重視する家づくりでは、自然とコミュニケーションが生まれる間取りを採用する必要があります。「自然に片付く家」を目指す場合は収納棚・ウォークインクローゼット・シューズクロークなどを設置し、収納力を高めます。

家づくりの優先事項を絞りきれない場合は、家族の希望をすべて書き出し、必ず取り入れたい内容を3つ程度選びましょう。3つ以外の希望は予算の範囲で取り入れて、満足度の高い間取りに仕上げます。

4.注文住宅の作り方で悩んだときは?

多くの人にとって注文住宅の建築は、安くない買い物です。間取りや設備に関する不安や悩みが生じたときにはあえて、建売住宅を見学するとよいでしょう。以下は、注文住宅の建築を検討している人が建売住宅を見学するメリットです。

  • 多くの人にとって使いやすく、適度に流行を取り入れた間取りを把握できる
  • 予算感や家のサイズ感を具体的にイメージできる

建売住宅は家づくりの専門家が考える「多くの人にとって満足度が高い間取り・設備」を採用して、設計されます。そのため、建売住宅から設計のヒントを得ると、知識不足が原因の失敗を避けることが可能です。

また、建売住宅を見学すると「どのような間取り・設備を採用すると、どの程度の費用が必要か」という予算感や家の広さ・高さ・大きさなどを具体的にイメージできます。結果として注文住宅を建築する際に起こる、さまざまな失敗の回避につながります。

まとめ

注文住宅の建築で失敗しないためには、予算・土地・間取り決めに関してよくある失敗事例をあらかじめ把握し、計画的に準備を進めることが必要です。予算・間取り決めで悩んだときには建売住宅を見学し、家づくりのヒントを得ることをおすすめします。

グランディハウスは、ご家族とご自身のよりよい未来につながる家づくりを応援する会社です。家づくりのヒントを得たいときには、注文住宅と建売住宅のノウハウを持つグランディハウスにご相談ください。

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