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家を建てる人の平均年齢は?
検討するタイミングやローンについて解説

「いつかは家を建てることを夢見ているものの、どのようなタイミングがベストなのか分からない」という人も多いでしょう。転勤・出産などさまざまな環境の変化を機に家を建てるというケースはよくありますが、住宅購入を決断する人の年齢差は大きいことが実情です。

また、家を建てるときには多くのケースで住宅ローンを借りることとなります。このとき、年齢によっていくつかの制限が出てくる可能性もあるため、なるべく早い段階で家を建てるベストなタイミングを把握しておくことが大切です。

そこで今回は、家を建てる人の平均年齢・年齢による住宅ローンの借入条件・住宅購入のよくあるタイミングについて詳しく紹介します。分譲住宅・注文住宅などの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

1.家を建てる人の年齢は?

家を建てる人の年齢は?

家を建てる年齢は、人によって大きく異なります。しかし、環境の変化を機に家を建てるケースが多いことから、「環境が変化しやすい年齢」が家を建てる人の中で特に多い年齢層と言えるでしょう。

国土交通省住宅局が公表している住宅市場動向調査の資料では、住宅の一次取得者(世帯主)の年齢データが記されています。

住宅種別 年齢割合 平均年齢
新築注文住宅 30歳未満:13.6%
30代:46.5%
40代:23.3%
40.0歳
新築分譲戸建住宅 30歳未満:16.9%
30代:50.0%
40代:26.6%
37.2歳
中古戸建住宅 30歳未満:11.7%
30代:27.8%
40代:31.7%
43.2歳

出典:国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査報告書」

上記の資料から、家を建てる人全体の平均年齢は約30代後半~40代であることが分かります。同資料によると、住宅一次取得者の世帯平均年収は650万〜850万円程度、住宅の建築・購入資金は2,700万~4,800万円程度となっており、ある程度年収が安定してからマイホーム購入に踏み切っている人が多いと言えるでしょう。

2.年齢によって家を建てるときの住宅ローンはどう変わる

家を建てるときは、住宅ローンを借りることが一般的です。住宅ローンは、年収によって借入可能額が変動します。役職についていたり、1つの職場で長い間勤務していたりすることの多い30代は、比較的十分な自己資金を有している傾向にあり、多額の住宅ローンも借りやすくなります。30代を迎えてから家を建てる人が多くなることには、このような背景も関わっていると言えるでしょう。

また、住宅ローンの借り入れは、年齢によっていくつかの制限が発生する可能性もあることに注意が必要です。ここからは、年齢と住宅ローンの関係性について詳しく解説します。

2-1.住宅ローンの年齢制限

住宅ローンの年齢制限

住宅ローンを借りるためには、金融機関による審査への通過が必須です。この審査自体に、年齢制限はありません。金融機関の審査に通過するためには、「年収が重要」と考える人も多いでしょう。

しかし、住宅ローンは長期にわたり返済する大きな借金となることから、実際の審査ではその人の年収額ではなく、完済時年齢や借入時年齢、さらに健康状態などが重視される傾向にあります。

金融機関が融資を行う際に考慮する項目
完済時年齢 98.9%
健康状態 98.5%
借入時年齢 97.1%
年収 95.0%

出典:国土交通省住宅局「令和3年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」

例えば、年収が2,000万円ある50代の人が35年ローンで住宅ローンを借りるか、同程度の年収を得る20代の人が35年ローンで住宅ローンを借りるか、どちらがより信頼できるかと言えば当然後者になるでしょう。

このように、住宅ローンの審査に年齢制限はないものの、年齢によっては審査に影響を及ぼす可能性があることに注意してください。

2-2.住宅ローンの借入期間

住宅ローンの借入期間は、基本的に最長35年間です。しかし、金融機関によってはより長い借入期間プランを提供しているケースもあります。

住宅ローンの借入期間は、契約者が自由に決められるわけではありません。上記はあくまで最長借入期間であり、ほとんどの金融機関では「完済時の上限年齢」が定められています。

例えば、完済時の上限年齢を75歳に定めている金融機関に55歳の人が住宅ローンの借り入れを申し込んだ場合、最長借入期間は20年となります。

前述の通り、住宅ローンの審査は何歳でも申し込めますが、年齢×借入希望期間によっては審査落ちしてしまうことに注意が必要です。審査をクリアするためには、完済時の上限年齢に合わせて借入期間を縮小しなければなりません。

3.家を建てようと思うタイミングは?

マイホームは、賃貸物件に比べてあらゆる制限がなくなるだけでなく資産にもなるため、ライフプランを考える上で家を購入するか否かを判断することは非常に重要です。

家づくりはそれぞれの人や家族にベストな時期があるため、まずはライフプランを具体的に立てることをおすすめします。

最後に、どのようなタイミングで家の購入を検討する人が多いのかを詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてください。

3-1.ライフイベントに変化があったとき

家を建てるタイミングで最も多いのが、ライフイベントに何らかの変化があったときです。人によって発生するライフイベントは大きく異なりますが、基本的にパートナーとの結婚や出産、さらに子どもの進学・独立は多くの家族が経験するライフステージとなるでしょう。

ライフイベントの変化に伴い家を建てるときは、将来的な生活スタイルを具体的にイメージしておくことが重要です。

結婚を機に家を建てる場合
  • 転勤の可能性があるか
  • 子どもを何人産みたいか
出産を機に家を建てる場合
  • どのような教育環境で子育てがしたいか
  • 今後また子どもが増える可能性があるか
子どもの進学・独立を機に家を建てる場合
  • 老後の暮らしが快適になる住宅設計か
  • 毎月の支払いに大きな負担がかからないか

将来的なライフスタイルの変化を正確に想定することは不可能ですが、なるべくあらゆる可能性を加味した住宅設計にすることをおすすめします。

3-2.家賃とローンの金額を比較したとき

現在住んでいる賃貸物件の家賃と、家を建てた場合に支払うローン返済総額の金額を比較したときに、「住宅ローンを借りて家を買ったほうが負担が減る」というケースも少なくありません。家を買ったほうが毎月の負担が軽減されると知ったタイミングで、住宅購入を決意する人も多くいます。

賃貸物件の魅力は、主に多額の頭金が必要ないこと・いつでも引っ越せること・固定資産税などのランニングコストの負担が少ないことです。しかし、毎月の家賃は大家さんが決定するため、賃貸物件によっては住宅ローンを借りるよりも毎月の費用負担が大きくなる場合も多くあります。

また、持ち家は賃貸住宅と違って自分の資産となり、手放す際は住宅を売ってお金に変えることが可能です。長期的な視点で見たとき、住宅ローンを借りて家を建てるほうがはるかにお得であるケースは珍しくないため、一度比較してみてはいかがでしょうか。

3-3.老後の生活を考えたとき

進学や独立によって子どもが家を出たとき、自分1人や夫婦だけでは広すぎるというケースも少なくありません。また、将来的に介護が必要となったとき、現在の家では快適な暮らしができないと不安に思うこともあるでしょう。このようなタイミングで、終の棲家として家を建てる人も多くいます。

老後の生活を考えて家を建てる場合、さほど広いスペースは必要ありません。そのため、コストを抑えた住宅を建てられる点が大きなメリットと言えるでしょう。しかし、十分な老後資金がない場合は完済時の上限年齢に合わせた返済期間を設定できない可能性もあるため、ある程度の貯蓄や自己資金の用意はもちろん、無理のない資金計画・返済計画をきちんと立てなければならないことを覚えておきましょう。

まとめ

家を建てる年齢は、人によって大きく異なります。しかし、環境の変化に伴い家を建てる人が多くいること・金融機関では基本的に収入だけでなく完済時の年齢を見て審査することから、収入が安定し始めて今後も安定して働き続けられる30~40代の人が特に家を建てている傾向にあります。

家づくりは、人それぞれベストなタイミングが異なります。自分たちにとって最もよい選択をするためには、ライフプランを具体的に立てることが大切です。また、家を建てるタイミングによって、「どのようなポイントに着目して家を建てるべきか」が異なることも覚えておきましょう。

年齢を問わず、住宅取得を少しでも検討している人は、関東エリアを中心に個性的な分譲一戸建て住宅の販売を行う「グランディハウス」にぜひ一度ご相談ください。

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